後見センターやすらぎ
について
後見センターやすらぎは、
弁護士の呼びかけに応えた市民が
主役となって、
高齢者や障がい者を地域で支える
後見活動を行っているNPO法人です。
やすらぎの沿革
2006年 | 特定非営利活動法人の認定取得 |
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2007年 | 現在地に事務所を開設 |
2013年 | 永代共同供養墓「地縁の碑」を建立 |
2017年 | 受任数 累計100件を超える |
2022年 | 受任数 累計150件を超える |
やすらぎの入っているビルは、
あるお母様との地域のご縁で生まれました
後見センターやすらぎの事務所がある建物(鉄筋コンクリート3階建て)は、鎌倉市中心部の由比ガ浜商店街の一角にあり、通称「福祉ビル」と呼ばれています。
このビルの建設は、もともとこの地で老舗の煮豆屋さんを営んでいた母親が、都内で暮らしていた障がいを持つ我が子に生まれ育った街で生活させたいとの思いを遺言書に託したことから始まりました。
母親は、04年に80歳でなくなりましたが、その子供さんの後見活動を行なっていた弁護士(当法人の発起人)が、母親の遺志を引き継いで関係機関と協議を重ね、地元自治会や商店会の理解を得て、地域福祉の拠点として活用するビルの建設が決まり、07年に完成しました。
この「福祉ビル」の1階は障がいのある方が働くギャラリー&カフェ(ジャックと豆の木)と鎌倉市が管理する公衆トイレ、2階に後見センターやすらぎの事務所、グループホームの事務所兼食堂があり、3階はグループホームの居室となっています。
我が子を思う母親の切実な遺志が、こうして地元の理解と協力を得て、地域で暮らす多くの障がい者や高齢者を支える拠点の建設までに大きく膨らみ、今日に至っています。
やすらぎの願い
老いや障がいのために、自分の意志を自分で遂行できなくなった時に、
自分が望む生きかたを最後まで全うできたら、どんなに安心でしょうか。
家族だけに頼らず、地域社会全体で支え合う仕組みがあったなら、どんなに心強いことでしょうか。
後見センターやすらぎには、そんな思いを抱いた市民ボランティアを中心に
弁護士、医師、社会福祉士などが集まり、後見支援活動を続けてきました。
やすらぎは、一人ひとりの多様な生き方を尊重し、ご本人に寄り添い、
いたわりのある手を差し伸べていきたいと考えています。
やすらぎは、個人でなく法人自身が後見活動を行なうことにより、
血縁に代わる地縁による支えを実現していきます。
これからも地域にゆっくりと根づき、各自治体や関係機関と
協働関係を築きながら成長したいと願っております。
やすらぎの支援体制
後見支援の対象者は、原則
鎌倉、逗子、葉山に
在住の方になります。
市民ボランティアが主体と
なって日常的な支援から
緊急時等の対応まで
ご本人に寄り添って支援します。
法人として受任することで
継続的な後見活動に
取り組みます。
法人後見の仕組みを活用して
長期間に及ぶ支援活動を
継続的、安定的に取り組みます。
難しい問題では
専門職の支援を受けて
対応します。
法律問題などの問題が生じたら
弁護士、司法書士、税理士
などのバックアップを
受けながら対応します。
地域の各機関と連携して
地域で支えます。
ご本人の生活環境を維持する
ため地域の行政や福祉施設、
医療機関などと
密接に連携していきます。
後見相談を無料で受け付けています。
ご希望の方は、
下記の電話またはWEBにてご予約下さい。
電話 0467-23-9515
(平日 午前10時〜午後4時)
やむをえない事情がある場合は、
出張相談も受け付けます。
アクセス
法人概要
法人名 | 特定非営利活動法人 湘南鎌倉後見センターやすらぎ |
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住所 | 〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ヶ浜2-4-39 松田屋本店ビル(福祉ビル)203号 |
電話番号 | 0467-23-9515 (FAX 0467-23-9516) |
設立目的 |
高齢者と障がい者に対する後見を含む福祉事業を行い、 よって高齢者と障がい者の人権擁護に帰することを目的とする 設立趣意書 |
認証年月 | 2006年4月認証 |
代表者氏名 | 逸見 徹 |
役員・会員数 | 50名 |
決算月 | 毎年3月 |
事業報告 | 事業報告ページ(外部サイト) |
決算報告 | 決算報告ページ(外部サイト) |